僕が使って射精したコンドームをつまんで、北沢さんはソレを珍しそうに眺めている。

【彩】「重い重い。うわ、凄い熱い。へへへへ」

白い液がたまってふくらんだ部分に触って、北沢さんは悦んでいる。

【彩】「やっぱいいねぇ。いっぱい出す男には惚れちゃうよね」

指でつまんだ部分を揉み、ふくらみを顔にあてて、北沢さんは嬉しそうにしてる。

【達人】「い、入れていい?」

【彩】「あ? いいよ、勝手にヤッて」

北沢さんは、コンドームに興味津々だ。
僕はまだしたくてたまらない。
新しいコンドームを着けて、2回目の挿入をする。

【達人】「おおお……ああああぁ……」

【達人】「ああっ……ああっ……ああっ……あああっ……」

僕はまだギンギンで、薄ゴムととおして感じる膣襞の感触がたまらない。

SEX……SEX気持ちいい……!

【彩】「あ〜コレいいなぁ〜。うんうん、コンドームいいわ。
 使ったあとでこうやって楽しめる。いいぞ、ナイス」

北沢さんが、コンドームのふくらみを舐めてる。

【彩】「舐めても自分の味しかしないよね、ははは」

【彩】「あー、ほらほら見て。凄い凄い。逆さまにしてもザーメン落ちてこないよ」

コンドームの先を持って口を下に向けても、中の粘液はまった垂れない。

【彩】「これ固形物じゃん。液体じゃないよ。男子校生恐るべし。ホレホレホレ」

逆向きにしたコンドームをゆすっても、僕のスペルマは落下しない。
それほどの高い粘性を持っているわけだ。

【彩】「でもああ〜……。だんだん冷たくなってきた。ずっと熱いままなら最高なのに」

【彩】「時間経つとザーメンって白から透明になるんだよね。
 粘り気もなくなって水みたいになる」

よく知ってるな。

【彩】「とりあえずコレは持って帰ろ」

北沢さんはコンドームを縛り、大事そうに手で握りしめる。
その間僕は、ずっとピストンを続けていた。