先輩は戸惑っている俺の目の前で、小さな小袋を開く。中からは小さな筒が出てきた。

いくみ「何ですか? 何だかすごく嫌な予感がするんですけど」

ひかり「ふふん。教えてあげるのも責任取るうちでしょ」

いくみ「あ、あの、だから、嫌な予感が……」

ひかり先輩は俺の腰をぐっと掴む。足を大きく広げさせて、肘で無理矢理に押さえた。

いくみ「あ、あの、あの……」

ひかり「このままって訳にいかないでしょう! 慣れなさいよ、これ毎月やるんだからね」

いくみ「それ、もしかして入れる奴ですかあ? テレビでよく見る布みたいのわぁ?」

ひかり「私はタンポンしか無いッ!」

いくみ「ええ〜?」

冷たい筒が割れ目に押し付けられる。先輩の指が、外側の陰唇を押し開く。

いくみ「やだ……あっ」

半分脱いだパジャマのズボンが邪魔で、先輩に上手く抗えない。

ひかり「閉じるな! えっちしてる訳じゃないんだから。慣れなさいっ」

いくみ「やだぁ〜!」

つぷり。

何かが敏感な部分に押し当てられる。

いくみ「ひっ!」

つぷぷぷっ

いくみ「いやだぁ〜」

冷たさと異物感が下腹部に広がる。ありていに言って気持ち悪い。

いくみ「入れないで、なんかやだぁ」

ひかり「だから慣れなさいって。タンポンは便利よ? お風呂にも入れるわよ?」

いくみ「やだよぉ、貼る奴でいいよぉ」

ひかり「座布団だけじゃ困る時がくるわっ。可愛いけど、じゃなくて可愛そうだけど慣れなさいって!」

いくみ「ひ〜! 何言ってるんだか分からないですよ〜」